2020年1月29日
シミックホールディングス株式会社
シミックグループでは今年も「Rare Disease Day 2020」に協賛いたします。
Rare Disease Day(世界希少・難治性疾患の日、以下RDD)は、より良い診断や治療による希少・難治性疾患の患者さんの生活の質の向上を目指し、2008年にスウェーデンで活動が開始されました。今年のRDD2020は世界101カ国でRDDイベントが展開される予定です。
日本では2010年の東京開催を皮切りに毎年2月の最終日にRDDに関するイベントが行われるようになり、開催地は年々増加しています。今年のテーマは、「レア(RARE)・いっしょに・わかちあう ~Towards Goals for Enhanced Outcomes~」です。
Rare Disease(希少疾患)は、7,000を超える疾患数がありますが、認知度が低いために診断までに時間がかかることが多く、診断に至るまでの道のりは平均で約5年、その間に多くの患者さんが病院を7回以上変えていることが報告されています。 また、治療法の開発がなかなか進まないことや疾患に関する周囲の理解を得られず、患者さんが心理的、社会的、経済的、および文化的に弱い立場に置かれてしまうことなども解決すべき課題です。
シミックグループのRDDへの取り組み
シミックグループでは、企業理念である「CMIC's CREED」の「まばゆい成長力を開花させる幼年でも、人生を成熟させていく老年でも、今この瞬間を生きようとする願いはどれも等しく尊い」の考え方のもと、希少疾患への取り組みを積極的に行っています。
2020年はイベントの協賛に加え、毎年2月を「RDD月間」とし、希少・難治性疾患の患者さんの生の声を聴くセミナーの開催、認知向上や知識を深めることを目的とした社内ポスター掲示、イントラネット・社内SNSを通じた希少・難治性疾患に関する情報提供など、社員がより気軽に活動へ参加しやすい環境づくり等に取り組んでいます。
また、RDDオフィシャルバッジの着用、シミックグループオリジナルのRDDポケットティッシュの作成により、社員1人1人が、顧客やビジネスパートナー、家族、友人・知人などにもRDDの活動を紹介し、社員の「つながるちから」がさらに大きな活動になることを目指しています。
今年は新たな取り組みとして「こどもお絵かき大募集」を実施し、中学生以下のお子さまに「○○と、いっしょに」というテーマで絵を描いていただくことを通じて、希少・難治性疾患をより多くの方々に知っていただく活動を展開します。
シミックグループは、これらの活動を通じて、より多くの皆さまに希少・難治性疾患領域への理解を深めていただくことで、希少疾患に苦しむ患者さんやその支援者の方が安心して暮らせる社会が実現できることを願っています。
SHARE